4月8日は花祭り

日本では、4月8日をお釈迦様が生まれた日とし、灌仏会(かんぶつえ・花祭り)としてお祝いします。寺院では、白象を引き、天と地を指す釈尊童子像を安置して甘茶をかける習慣があります。白象は、お釈尊様を身ごもった時に母親の摩耶夫人が白象が体内に入る夢を見たものであり、釈尊童子像は、お釈尊様が生まれると同時に7歩歩いて天と地を指し、「天井天下唯我独尊」と発した姿を表しています。また、甘茶は、お釈尊様が生まれたときに産湯として龍が天上から清浄の雨を降らせたことに由来しています。

灌仏会の通常の作法としては、桜などで飾った花御堂(はなみどう)と呼ばれる小型の堂を置き、その中央に甘茶をたたえた水盤を置き、誕生仏を水盤の中央に安置して、参拝者はひしゃくで、甘茶を仏頭にそそぎます。また、この甘茶を飲むことで、無病息災が得られるとされています。

当店のある足立区では、4月3日水曜日、13時より、西新井大師にて足立区内寺院のご住職が集まり、甘茶法要が行われます。さらに、音楽鑑賞として、ミッチュリーさんのピアニカの演奏や、エッセイストである高田華聖さんによる法話も行われます。高田華聖さんは、奈良薬師寺館長であり、故高田好胤さんの長女で、東大寺にて受戒・得度されたお坊さんです。お父様の好胤さんや、お父様の師匠であった橋本凝胤さんのお言葉を語り継いでいらっしゃいます。私もお話をさせていただいたことがありますが、とても気さくな方です。

皆さんも、お時間をつくって花祭りに参加されてはいかがでしょうか。