神棚は、ご家庭の守り神様をおまつりする場所です。家の中で、清らかで明るい場所を選び、できるだけ高いところに、南向き、又は東向きに設けると良いでしょう。
神棚には、伊勢神宮のお札を中心にして、氏神様、また信仰する神様のお札をおまつりします。中央にお宮、正面に神鏡、左右にお榊をあげ、前面にしめ縄を張ります。
お札のおまつりの仕方ですが、お宮の中央に伊勢神宮のお札、右に氏神様、左にその他の信仰する神様のお札をおまつりします。
毎朝、お米、お塩、お水をお供えし、1日、15日などには、お酒などもお供えします。
神棚はいつもきれいにしておきます。
伊勢神宮のお札をはじめ氏神様のお札は、毎年、年の初めに新たにお迎えします。古いお札は、氏神様や近くの神社でお焚き上げしていただけます。
お宮を新しくする時期は様々です。地方によって、毎年新しくする地方もありますが、一般的には、5年、10年、15年と5年ごとに区切って新しくする場合が多いようです。伊勢神宮の式年遷宮が20年に一度行われているように、少なくとも20年に一度は新しくするのが好ましく、古くなったお宮を、代々何十年もおまつりされるのは、好ましくありません。古いお宮は氏神様や近くの神社でお焚き上げしていただけます。