お盆提灯を差し上げるにあたって
早いもので、8月となりました。東京では、お盆が7月に行われる地域が多いため、今年のお盆は既に終わった方も多いと思います。一方で、東京以外の多くの地域では8月にお盆を迎えることが一般的です。新盆を迎えるご親戚や、親しい方にお盆提灯をお贈りする方、もしくは既に贈られた方も多いのではないでしょうか。
今年はお客様から、「親戚が新盆なので白いお提灯を贈りたい」というご相談を何件かいただきました。亡くなって初めてのお盆(新盆)には、柄の入ったお提灯とは別に白いお提灯(白紋天)を灯します。新盆の仏様は白のお提灯を目印に帰っていらっしゃいます。
お盆の行い方は地域差が大きいため一概には言えませんが、一般的には、白いお提灯はご家族が用意し、秋の七草など柄の入ったお提灯は親戚や親しい方が用意します。また、既に柄の入ったお提灯をお持ちの場合でも、新しいものを用意することが多いです。白いお提灯は新盆の時だけ使用します。
当店の近くのお寺では、お寺に仏様をお送りした際に、お墓のところに置いておくとお焚き上げをしてくださるところが多いです。以前は、ご親戚やご近所で詳しい方がいて、お世話してくださることが多かったのですが、コロナ以降、そのような流れが弱まっていると感じることが増えました。
ご購入の前に、菩提寺や贈る相手に確認していただくことをお勧めします。当店でも、8月のお盆に向けてお提灯を取り揃えておりますので、是非ご来店ください。
新盆用提灯 白紋天 2,420円(税込)
新盆用提灯 白紋天 4,180円(税込)