弓張提灯(家紋、名入れあり)のご注文承ります

ゴールデンウィークも終わり、5月中旬となりました。東京のお盆は、7月13日より16日ですが、当店のような仏具店では、そろそろお盆商品の準備に入る時期となりました。
 
お盆には、ご先祖様や亡くなったご家族の方が、あの世から帰っていらっしゃいますが、その目印として、お提灯を灯します。家はここですよ、という事ですね。7月13日のお盆の入りには、迎え火を焚いたり、お提灯をもって、お墓にご先祖様や亡くなったご家族を、お迎えに行きます。当店のある千住では、隅田川と荒川に挟まれているので、土手にお迎えに行かれる方も多くいらっしゃいます。
 
弓張提灯は、そのようなお迎えに行かれる時に使うお提灯です。取っ手がついているので、比較的に安定してお提灯を持つことが出来ます。
 

九子
新九子

当店では、16,500円(税別)より、名入れ、家紋入の弓張提灯のご注文を承っています。仕様により、価格は変わります。また、撥水加工をかけた弓張提灯も、24,800円(税別)より承っております。名入れ、家紋のレイアウトは幾通りかあります。どのようなお提灯にされるか、ご相談いただければと思います。

弓張提灯のご注文は、早めになさることをお勧めしています。5月から、6月初旬くらいまでは、ご注文から2~3週間程お時間をいただいております(仕様により異なります)。お客様に合わせて、家紋を入れたり苗字を入れたりしますので、時間がかかります。それ以降になりますと、例年ですと職人さんの作業が混みあい、さらに時間がかかります。
 
弓張提灯を新しくお作りになる場合は、家紋がはっきりとわかるものをお持ちください。当店ですと、着物の家紋を写真で撮ってお持ちになる方が多いです。作り直す場合であれば、今お使いのお提灯をお持ちください。家紋や、文字の入る位置、大きさなどを確認させていただき、ご手配させていただきます。
 
6月1日より、各種お提灯を店頭にて陳列いたします。是非ご来店ください。

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