「着衣着火」にご注意ください
今年も11月半ばを過ぎ、冬が近づいてきました。
冬は空気が乾燥し、火事がおきやすくなります。私も先日、町会の当番で防災の夜回りをしてきました。カンカンと拍子木(ひょうしぎ)を鳴らし、「火の用心」と言って、夜に町内をまわってくるあれです。
国民生活センターのウェブサイトに次のような記事が載っていたので、ご紹介したいと思います。
事例1
仏壇のリンゴを取ろうとしたら、ろうそくの灯が右袖に燃え移った。すぐに上着を脱いだが火が消えず、背中の方まで燃え広がった。上半身にやけどを負い入院となった。
事例2
湯を沸かそうとコンロに鍋をかけたら、隣のコンロの火がベストに着火し炎が上がった。妻がすぐ気づきタオルで火を消そうとしたが、溶けた繊維で妻が指にやけどをした。
お仏壇や、コンロなどの奥のものを取るときには、必ず火を消してから行いましょう。ろうそくの火などは大したことはないと思われるかもしれませんが、火力はかなり強いです。思わぬところで、衣服に火が燃え移ります。着衣着火に十分ご注意ください。